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上棟後の黒河邸の外観。足場の中に大きな平屋の屋根の構造体が組み上がっている(2026年7月撮影)

PROJECT REPORT

建築中|2026年末 完成予定

断熱等級7の、大きな平屋。
お客様にすすめる人間が、
自分の家で選びました。

愛媛県西条市で建築中の、DAIYAHOMEスタッフ・黒河の自邸です。日ごろお客様に住まいをご提案している人間が、自分の家では何を選ぶのか。断熱材からサッシの型番まで、すべて公開します。

断熱性能
等級7
断熱等性能等級の最上位
UA値
0.26
BELS取得済(確定値)
LDK
39.4
3LDK・平屋
延床面積
41.5
ガレージは別

※ 背景は建築中の現場写真です(上棟直後の2026年7月と、外張り断熱まで進んだ2026年8月)。

WHAT IS GRADE 7

「断熱等級7」は、どのくらいすごいのか

この住宅の外皮平均熱貫流率(UA値)は 0.26 W/(㎡・K) です。愛媛県西条市は省エネ基準の地域区分「6地域」に該当し、断熱等性能等級7の基準値である UA値0.26以下 を満たしています。第三者評価機関によるBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の評価を取得済みです。

断熱等級7は、2022年10月に新しくつくられた断熱等性能等級の最上位(等級7)です。愛媛県西条市が属する「6地域」では、UA値0.26以下が条件になります。

UA値とは、家の中の熱がどれだけ外へ逃げやすいかを表した数字です。小さいほど、熱が逃げにくい。つまり、夏は涼しく冬は暖かい家になります。

なお2025年4月からは、新築住宅に省エネ基準への適合が義務づけられました。下の表の等級4が、その最低ラインにあたります。

出典:国土交通省「断熱性能|省エネ性能表示制度」(地域区分・断熱等性能等級の基準値)国土交通省「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(住宅性能表示制度)

等級4(法律上の最低ライン)UA値 0.87
等級5(ZEH水準)UA値 0.60
等級6(DAIYAHOME標準仕様)UA値 0.46
等級7(この家)UA値 0.26

省エネ性能が高いとされるZEH水準(等級5)と比べても、
UA値(熱の逃げやすさを表す数値)は およそ半分 の水準です。

数値について:UA値0.26は、第三者評価機関によるBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の認定を取得した確定値です。表中の等級4〜6の数値は、6地域(西条市など)における各等級の基準値です。等級4は2025年4月から新築住宅に適合が義務づけられた水準にあたります。
※ UA値は熱の逃げやすさを表す計算上の数値です。実際の体感や光熱費は、間取り・設備・住まい方・気候によって変わります。
※ BELSの制度そのものについては、一般社団法人 住宅性能評価・表示協会「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)について」をご覧ください。

WHY MY OWN HOUSE

営業の人間が、なぜ自分の家で
等級7に挑んだのか

DAIYAHOME 黒河

大屋不動産株式会社 住宅事業部 DAIYAHOME

黒河

日ごろ、お客様の家づくりのご相談をお受けしています。この家は、その私自身が住むために建てているものです。

私は設計の人間ではありません。日ごろ、お客様の家づくりのご相談をお受けしている立場です。

だからこそ、いつも思っていました。自分が住んだことのない性能の家を、自信を持っておすすめできるだろうか。カタログの数字は説明できます。でも「実際どうなんですか」と聞かれたとき、本当のところは分かっていませんでした。

DAIYAHOMEの標準仕様は断熱等級6です。国の基準としては十分に高い水準です。ただ、そこから一段上の等級7となると、断熱材の入れ方も窓の選び方も、考え方そのものが変わります。壁は外張りと充填のダブル、屋根も二重。当然、費用も上がります。

それだけの差額を払う価値が本当にあるのか。光熱費はどれだけ下がるのか。夏の西日は。冬の朝の廊下は。お客様に判断していただく前に、まず自分のお金で建てて、住んで、確かめる。それがこの家を建てている理由です。

ここで分かったことは、良かったことも、思ったほどではなかったことも含めて、このページで正直にお伝えしていきます。「等級7にして良かった」だけの話にはしません。

HIGHLIGHTS

この家の、見どころ

性能だけの家ではありません。暮らしやすさとデザインを両立させています。

ビルトインガレージまわりの施工の様子(建築中の現場写真)建築中の現場写真

01ビルトインガレージ

雨の日でも濡れずに車から玄関へ。趣味の空間としても収納としても使えます。延床面積41.5坪には、このビルトインガレージは含まれていません。数字以上に広く使える平屋になっています。

中庭に面する大開口部の施工の様子(建築中の現場写真)建築中の現場写真

02中庭

外からの視線を気にせず、光と風を家の中心へ。平屋だからこそ、どの部屋からも庭が見えます。カーテンを開けたまま暮らせる、というのが中庭のいちばんの価値だと考えています。

TRIPLE GLAZINGトリプルガラスの高性能窓のイメージ。黒いフレームの大きな窓辺(AIで作成したイメージ画像)イメージ画像

03トリプルガラスの窓

ガラスを3枚使ったLIXILの高性能窓TW。家の中で最も熱が逃げやすいのは窓です。等級7を実現するうえで、窓の性能は避けて通れません。結露のしにくさや、外の音の静かさにも効いてきます。

39.4帖のLDK 完成イメージパース。木目の折り上げ天井と石張りの壁完成イメージ

0439.4帖のLDKがある平屋

階段のない暮らしは、歳を重ねてからも安心です。生活のすべてがワンフロアで完結する。断熱性能が高いからこそ、これだけ大きなLDKでも家じゅうの温度差が出にくくなります。

耐力面材の施工が進む黒河邸の外壁。この上に外張り断熱材を重ねていく建築中の現場写真

05外張り+充填のダブル断熱

壁はキューワンボードによる外張り断熱と、アムマットプレミアムの充填断熱を併用。屋根も吹付断熱の上にさらに外張りを重ねています。等級7は、断熱材を厚くするだけでは届きません。

MATERIALS塗り壁と石張り、木目の軒天を組み合わせた平屋外観ディテールのイメージ(AIで作成したイメージ画像)イメージ画像

06塗り壁と石張りとSOLID

外壁はアルティメットウォールの塗り壁に、石張りとSOLIDを組み合わせ。軒天は木目。床はブラックウォールナットの挽板。性能の家は素っ気なくなりがちですが、そうはしたくありませんでした。

SMART HOMEスマートフォンで照明や空調を操作するIoT住宅のイメージ(AIで作成したイメージ画像)イメージ画像

07IoT住宅

照明や空調などをスマートフォンや音声で操作できる仕様にしています。HEMSでエネルギーの使用状況も見える化。高断熱の家は空調の効き方も変わるため、暮らしながらどう使うのが快適なのかを試していきます。

SOLAR平屋の屋根に設置された太陽光発電パネルのイメージ(AIで作成したイメージ画像)イメージ画像

08太陽光発電+高効率設備

断熱で「使うエネルギーを減らし」、太陽光で「つくる」。給湯はハイブリッドのエコワン。等級7の断熱性能と組み合わせると、光熱費がどこまで下がるのか。ここが一番の関心事です。

※ 「完成イメージ」と表示した画像はCGパースです。実際の仕上がりとは異なる場合があります。「建築中の現場写真」は、この家の実際の工事の様子です。「イメージ画像」と表示した画像はAIで作成した参考イメージであり、実際の仕上がり・実際の製品とは異なります。

SPECIFICATION

仕様のすべてを公開します

何をどう使って等級7にしたのか。主要な建材・設備を、製品画像とあわせて公開します。

+ 全仕様を見る(断熱材・サッシ・設備の型番まで)- 仕様を閉じる
吉野石膏 タイガーEXハイパー(耐力面材)の製品ボード

耐力面材

吉野石膏 タイガーEXハイパー

地震の力を「面」で受け止める耐力面材。建築レポートの現場写真に写っている青いパネルがこれです。

画像提供:吉野石膏株式会社

アキレス キューワンボード(外張り断熱材)。アルミ箔面材と断面の構成

外張り断熱

アキレス キューワンボード

アルミ箔面材の高性能断熱ボード。壁と屋根を外側からすっぽりと包みます。

画像提供:アキレス株式会社

JFEロックファイバー アムマットプレミアム(充填断熱材)のパッケージ

充填断熱

JFEロックファイバー アムマットプレミアム

壁の内側に充填するロックウール断熱材。外張りと合わせたダブル断熱で等級7に届かせます。

画像提供:JFEロックファイバー株式会社

LIXIL 高性能窓TW(トリプルガラス)の大開口窓 室内イメージ

サッシ

LIXIL 高性能窓TW(トリプルガラス)

ガラスを3枚使ったトリプルガラスの窓。家の中で最も熱が逃げやすい窓を強化します。

画像提供:株式会社LIXIL

LIXIL グランデルII(高断熱玄関ドア)の施工イメージ

玄関ドア

LIXIL グランデルII ST1

断熱仕様の玄関ドア。開口部からの熱の出入りを抑えます。

画像提供:株式会社LIXIL

日本住環境 ルフロ400(24時間換気システム)の本体とコントローラー

換気

日本住環境 ルフロ400

24時間の計画換気システム。高気密の家の空気を、計画的に入れ替えます。

画像提供:日本住環境株式会社

クリナップ セントロのペニンシュラキッチン イメージ

キッチン

クリナップ セントロ

セラミックトップのペニンシュラ型キッチンです。

画像提供:クリナップ株式会社

FRONT OPENパナソニック フロントオープン食器洗い乾燥機 NP-60EF1W(幅60cm)

食洗機

Panasonic フロントオープン食洗機 NP-60EF1W(幅60cm)

前に大きく開くフロントオープン型の食器洗い乾燥機。幅60cmの3段カゴに約12人分の食器が入り、鍋やフライパンまで一度に洗えます。キッチン(セントロ)に組み込みます。

画像提供:パナソニック株式会社

タカラスタンダード リラクシアの浴室イメージ

浴室

タカラスタンダード リラクシア

キープクリーンフロアを採用したシステムバスです。

画像提供:タカラスタンダード株式会社

アイカ工業 スマートサニタリーの洗面イメージ

洗面

アイカ工業 スマートサニタリー

メラミン素材を活かした、造作スタイルの洗面空間をつくります。

画像提供:アイカ工業株式会社

リンナイ エコワン(ハイブリッド給湯器)本体

給湯

リンナイ エコワン

ガスと電気を組み合わせるハイブリッド給湯器です。

画像提供:リンナイ株式会社

リンナイ ガス衣類乾燥機 乾太くん デラックスタイプの設置イメージ

衣類乾燥機

ガス衣類乾燥機 乾太くん 9kg デラックス

ガスの力で一気に乾かす衣類乾燥機です。

画像提供:リンナイ株式会社

関連コラム:注文住宅の人気オプション8選|愛媛で本当に選ばれる設備と後悔しない選び方

※ 製品画像は各メーカーの許諾を得て掲載しています。メーカーの代表イメージを含むため、実際に採用する色・型番とは異なる場合があります。

そのほかの仕様

構造・断熱

断熱性能
断熱等性能等級7(UA値 0.26・BELS取得済)
構造・工法
木造在来工法
屋根
吹付断熱 + キューワンボード(外張り)
基礎
基礎断熱
気密性能(C値)
2026年9月4日に気密測定を実施予定 ― 実測値が出次第、このページで公開します
C値とは何かを解説したコラムはこちら

規模

敷地面積
545.86㎡(約165.1坪)
延床面積
137.35㎡(約41.5坪)
※ビルトインガレージを含みません
建築面積
178.89㎡(約54.1坪)
※ビルトインガレージを含みます
間取り
3LDK(平屋)
LDK
39.4帖

外装

外壁(主)
塗り壁 アルティメットウォール
外壁(一部)
石張り / SOLID / サイディング
軒天
木目
屋外
タイルデッキ・中庭・ビルトインガレージ
床材
ブラックウォールナット 挽板

創エネ・IoT

太陽光発電
搭載
IoT住宅
HEMS(ECHONET Lite AIF対応)を設置したスマートホーム仕様
該当区分
GX志向型住宅の要件に沿って設計(適合の確定は交付申請時の審査による)
面積について:延床面積137.35㎡には、ビルトインガレージ部分は含まれていません。ガレージを含めた建築面積は178.89㎡です。
※ 記載の製品名・ブランド名は各社の商標または登録商標です。「乾太くん」は東京ガス株式会社の登録商標です。
※ 仕様は本住宅(当社スタッフの自邸)のものであり、DAIYAHOMEの標準仕様ではありません。標準仕様は断熱等性能等級6です。

GX HOUSE

「GX志向型住宅」の要件に
沿って設計しています

GX志向型住宅とは、国の住宅省エネ支援制度「みらいエコ住宅2026事業」で定められた区分のひとつです。断熱性能だけでなく、エネルギーの使い方まで含めた基準が設けられています。※GX志向型住宅として認められるかどうかは、交付申請時の審査によって決まります。

+ この家の省エネ計算値と補助制度の詳細を開く- この家の省エネ計算値と補助制度の詳細を閉じる
断熱等性能等級6以上この家は等級7
一次エネルギー消費量等級8、かつ再エネを除く削減率35%以上この家は46%(BEI 0.54)
再エネを含めた削減率100%以上 ※西条市は6地域=一般地のため100%以上が要件この家は103%(BEI −0.03)
HEMS(高度エネルギーマネジメント)の設置設置済

上記は第三者評価機関によるBELS評価書に記載された、設計段階の計算値にもとづく確認です。削減率は国が定める基準一次エネルギー消費量に対する計算上の削減率であり、実際の光熱費を示すものではありません。GX志向型住宅として認められるかどうかは、交付申請時の審査によって決まります。この家が取得しているのは第三者認定のBELS(断熱等級7)であり、GX志向型住宅の認定ではありません。

断熱等級7は、この要件のうち「断熱」の部分にあたります。等級6以上が条件のところを、さらに上の等級7で建てているということになります。

そして高断熱の家は、それだけでエネルギーを使わなくなるわけではありません。つくったエネルギーをどう使うか、無駄をどう減らすか。HEMSと太陽光を組み合わせて、そこまで含めて設計しています。

その結果がこの数字です。太陽光を除いた建物本体だけで、国の基準より46%少ないエネルギー消費(BEI 0.54)。これは一次エネルギー消費量等級の最上位である等級8(BEI 0.65以下)を上回る水準です。太陽光の自家消費と売電まで含めると103%(BEI −0.03)となり、計算上は1年間で使うエネルギーより、創るエネルギーのほうが多いことになります。

制度についての注記
  • 「みらいエコ住宅2026事業」は国の補助制度です。制度の詳細および最新の情報は、事業の公式サイトをご確認ください。
  • 補助額は住宅の所在地の地域区分によって定められています。愛媛県内は5〜8地域に区分され、その場合の額は110万円です。
  • 予算の上限に達した場合、締切前でも受付が終了します。交付を保証するものではありません。(2026年8月27日時点で、GX志向型住宅の予算は約51%が申請済みです。最新の状況は事業公式サイトの予算執行状況でご確認いただけます)
  • 交付申請の締切は2026年12月31日、予約の締切は同年11月16日です。ただしこれは「遅くとも」の期日であり、予算上限に達した時点で受付は終了します。また基礎工事の着手が2025年11月28日以降であることが条件となります。
  • 申請は建築事業者が行います。お客様ご自身が直接申請する制度ではありません。
  • 要件を満たすには、断熱等級6以上に加えてHEMSの設置などが必要です。2026年7月1日以降に建築確認申請を提出する住宅では、HEMSコントローラー・太陽光のパワーコンディショナー・蓄電システムについて、国のセキュリティ基準(JC-STAR★1以上)への適合が求められます。
  • 制度の内容は変更される場合があります。

REPORT

建築レポート

工事の進み具合を、随時お届けします。

2026.08.27

外壁の下地(通気胴縁)を施工しています

外壁の下地として、縦に木材を打ち付けています。これが「通気胴縁」です。この木の厚みの分だけ、外壁材と壁のあいだに空気の通り道ができます。壁の中に万一入り込んだ湿気を上へ逃がし、壁内結露から家を守るための層です。外からは見えなくなりますが、家を長持ちさせるうえで欠かせない工程です。屋根がかかり、平屋の伸びやかな輪郭も見えてきました。

写真に写っている白い面は、透湿防水シート「デュポン タイベック シルバー」です。外張り断熱材のキューワンボードはそれ自体に撥水性があるため、防水シートは重ねていません。タイベック シルバーを張っているのは、外張り断熱を必要としない外壁面(室内に面していない部分)です。壁ごとに役割を見きわめて、必要なところに必要な材料を使っています。

※ 写真は8月26日〜27日に撮影したものです。縦に打たれている木材が通気胴縁です。

外壁面に縦の通気胴縁を打ち付けた外壁下地(足場越しに撮影)
建物の角で、透湿防水シート(タイベック シルバー)の面に通気胴縁が打たれているところ
道路側から見た黒河邸。外壁下地の通気胴縁が打たれている
中庭側から見た外壁下地の施工の様子。大きな開口部が並び、足場が組まれている

2026.08.26

各居室の壁に、断熱材(ロックウール)が入りました

各居室の壁に、ロックウールの充填が終わりました。外側のキューワンボードと、内側のロックウール。設計で計算した等級7・UA値0.26という性能を、現場で確実に形にしていく工程です。壁一面が断熱材で覆われた今の状態は、完成後には二度と見ることができません。いちばん広いLDKも外周の壁から充填が進んでいて、間仕切りのまわりはこれからです。

壁一面に隙間なく施工されたロックウール断熱材。左手に窓がある
別の居室の壁に充填されたロックウール断熱材
断熱材の充填が進む広いLDK。奥と左の壁にロックウールが入り、手前は間仕切りの骨組みと天井の垂木が見えている

2026.08.23

壁の中の断熱材(ロックウール)の施工が始まりました

外張り断熱に続いて、今度は壁の内側に断熱材を充填していきます。使用するのはJFEロックファイバーのロックウール断熱材「アムマットプレミアム」。鉱物を原料とした不燃の断熱材で、熱を抑えるだけでなく、火にも音にも強いという特長があります。柱と柱のあいだに、隙間ができないよう一枚ずつ丁寧に納めていきます。この「隙間をつくらない」手間が、断熱性能の数字を実際の暮らしの快適さに変えます。

柱のあいだに充填されたロックウール断熱材アムマットプレミアム
壁面に隙間なく並べて施工されたロックウール断熱材
ロックウール断熱材の表面。JIS規格とホルムアルデヒド等級の表示が見える

2026.08.21

外張り断熱が完了しました

壁の外張り断熱の施工がすべて完了しました。屋根から壁まで、建物の外側をぐるりと断熱材で包み終えた状態です。柱や梁を伝って熱が逃げる「熱橋(ねっきょう)」を、外側から覆うことで抑えられます。ここから内側の断熱材の充填へと進みます。

外張り断熱の施工が完了した黒河邸の外観。足場越しに壁面が見える(8月26日撮影)
軒先まわりの納まり。屋根の垂木と壁の面が連続している

※ 写真は8月26日に撮影したものです。外張り断熱を施したのは室内に面する外壁面で、それ以外の面には透湿防水シート(デュポン タイベック シルバー)を張っています。

2026.08.14

窓が付きました(高性能窓TW・トリプルガラス)

窓の取り付けが完了しました。採用したのはLIXILの高性能窓「TW」。ガラスを3枚重ねたトリプルガラス仕様のサッシです。家の中で熱がいちばん出入りするのは窓。どれだけ壁や屋根の断熱を厚くしても、窓の性能が低ければ台無しになってしまいます。等級7の家づくりでは、窓こそが主役級の存在です。

取り付けが完了した窓を室内側から撮影。窓の外に田園風景が広がる
縦に連なるスリット窓の取り付けの様子
建築中の室内から見た、構造躯体に取り付けられた窓

2026.08.11

壁の外張り断熱(キューワンボード)を施工しました

屋根に続いて、壁の外側にも外張り断熱材「キューワンボード」を施工しました。壁一面を覆う銀色の面がその断熱材です。ボードの継ぎ目は1本ずつ専用テープでしっかりと止め、断熱と同時に気密も確保。内側からの充填断熱と合わせたダブル断熱で、建物をまるごと魔法瓶のように包み込みます。

壁一面に張られた銀色の外張り断熱材キューワンボード(足場越しに撮影)
別の角度から見た、壁面に施工されたキューワンボード
キューワンボードの継ぎ目に気密テープを施工する職人

2026.08.11

外張り断熱の下地を施工しました

耐力面材(タイガーEXハイパー)の上に、キューワンボードを取り付けるための木下地を組みました。窓まわりの開口部もひとつずつ丁寧に下地をまわしていきます。見えなくなる部分の手間が、断熱・気密の仕上がりを左右します。

青い耐力面材の上に取り付けられた外張り断熱用の木下地
窓の開口部まわりに組まれた外張り断熱の木下地

2026.08.11

屋根の施工が完了し、換気棟を取り付けました

ガルバリウム鋼板の屋根の施工が完了しました。屋根のてっぺん(棟)には換気部材「RFP-18」を設置。屋根内部にこもる熱気や湿気を自然の力で外へ逃がし、小屋裏の温度上昇と結露を防ぎます。夏の暑さ対策と建物の耐久性、どちらにも効く大切な部材です。

施工が完了した黒いガルバリウム鋼板の屋根。棟に換気部材が取り付けられている

2026.08.11

ガレージ上のFRP防水が完了しました

ビルトインガレージの上部に、FRP防水を施工しました。継ぎ目のない一体成形の防水層で、雨水の浸入をしっかりと防ぎます。グレーの防水面が隙間なく塗り上げられているのがわかります。

ガレージ上のFRP防水施工完了。グレーの防水層が隙間なく塗り上げられている

2026.08.07

完成イメージパースと現場写真を公開しました

設計データをもとに作成した完成イメージ(CGパース)と、建築中の現場写真をこのページに掲載しました。実際の工事の様子は、下の8月2日のレポートをご覧ください。

2026.08.02

構造体が組み上がり、外まわりの施工が進んでいます

柱と梁の構造体が組み上がり、家のかたちが見えてきました。外壁では耐力面材(タイガーEXハイパー)の施工が進んでいます。この面材の上にさらに外張り断熱材(キューワンボード)を重ね、内側からの充填断熱とあわせた等級7仕様のダブル断熱をつくっていきます。

建築中の黒河邸の外観。足場の内側に構造体と外壁下地が見える
組み上がった柱と梁の構造体(屋内から撮影)
屋根まわりの施工の様子(建築中)

2026.08.01

このページを公開しました

断熱等級7(UA値0.26)の認定を取得し、現在建築中です。年末の完成に向けて、これから工事の様子を随時お伝えしていきます。完成見学会も予定しておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

2026.07.16

屋根の外張り断熱(キューワンボード)を施工しました

屋根の上側を、アルミ箔面材の高性能断熱ボード「キューワンボード」ですっぽりと覆いました。写真の銀色の面がその断熱材です。内側からの吹付断熱と合わせた二重の屋根断熱で、夏の強い日差しの熱を屋根から家の中に入れません。

屋根一面に張られた銀色の外張り断熱材(キューワンボード)

2026.07.16

上棟しました

朝から一気に柱と梁を組み上げ、大きな平屋の骨組みが姿を現しました。ここから屋根・外壁の工事へと進んでいきます。

上棟当日の様子。足場の中で柱と梁の骨組みが組み上がっていく

2026.07.08

基礎が完成し、土台を敷きました

コンクリートの基礎が完成し、その上に構造材の土台と大引きを格子状に敷き並べました。基礎断熱を採用した等級7仕様の足元です。ここまで整えば、いよいよ上棟です。

完成した基礎の上に土台と大引きを格子状に敷き並べた様子

2026.05.07

基礎の配筋を行いました

基礎の鉄筋を格子状に組み上げました。コンクリートを流すと見えなくなってしまう部分ですが、家の重さを長年にわたって支える大切な骨組みです。このあとコンクリートを打設し、基礎をつくっていきます。

基礎の配筋工事。鉄筋が格子状に組まれ、まわりに型枠が立てられている

2026.04.18

着工しました(基礎工事)

基礎をつくるための掘削(根切り)が始まりました。建物の形に地面を掘り、ここに基礎断熱を施した等級7仕様の基礎をつくっていきます。

着工日の現場。重機で建物の形に地面を掘削している

2026.04.07

地盤改良工事を行いました

家を建てる前に、地盤調査の結果に基づいて専用の重機で地盤を補強しました。どんなに性能の高い家も、支える地盤がしっかりしていなければ意味がありません。すべてはここから始まります。

地盤改良工事の様子。専用の重機で地盤を補強している

IN EHIME

愛媛の気候で、断熱等級7は
やりすぎではないのか

これは、私たち自身がいちばん考えたことです。愛媛県西条市・新居浜市・四国中央市は省エネ基準の地域区分で「6地域」、松山市は「7地域」。全国的に見れば温暖なエリアです。北海道のような寒さはありません。

「そこまでの断熱は要らないのでは」というご意見は、もっともだと思います。実際、断熱等級7は北海道や東北で語られることが多く、四国で等級7を実際に建てている例はまだ多くありません。

+ それでも等級7で建てた理由を読む- 閉じる

それでも建ててみようと思ったのは、愛媛の暑さのためです。

西条市も新居浜市も、夏は相当に暑くなります。瀬戸内の夏は風が止まり、夜になっても気温が下がりきりません。断熱は「冬の寒さを防ぐもの」と思われがちですが、夏の熱を家の中に入れないためにも効きます。屋根と壁から入ってくる熱をどれだけ止められるかで、エアコンの効き方はまったく変わります。

もうひとつは電気代です。この先、電気料金が下がっていく未来を、私たちは前提にできませんでした。家は30年、40年と使うものです。今の料金ではなく、これからの料金で考えたときにどうか。そう考えて、等級7という選択をしました。

ただし、すべてのお客様に等級7をおすすめするつもりはありません。費用は確実に上がります。だからこそ、実際に建てて住んでみたうえで、「ここまでやる価値があったのか」を正直にお伝えしたいと考えています。それがこのページの目的です。

愛媛県内の地域区分(省エネ基準)

6地域
西条市・新居浜市(旧新居浜市を除く一部)・四国中央市・今治市・伊予市・東温市 ほか
断熱等級7の基準:UA値 0.26以下
7地域
松山市・新居浜市(旧新居浜市)ほか
断熱等級7の基準:UA値 0.26以下(6地域と同じ)

※ 地域区分は市町村ごとに国が定めています(国土交通省の地域区分・基準値はこちら)。断熱等級7のUA値基準は6地域・7地域とも同じ0.26以下ですが、日射に関する基準(ηAC)は異なります。DAIYAHOMEの施工エリアは西条市・新居浜市・四国中央市・松山市です。

FAQ

よくあるご質問

断熱等級7とは、どのくらいの性能ですか?

断熱等級7は2022年10月に新設された、断熱等性能等級の最上位です。愛媛県西条市が属する6地域では、UA値0.26以下が基準となります。ZEH水準とされる等級5(UA値0.60)と比べると、UA値はおよそ半分の水準です。なおUA値は熱の逃げやすさを表す計算上の指標であり、実際の光熱費や体感は間取り・設備・住まい方によって異なります。また2025年4月から、新築住宅には等級4相当の省エネ基準への適合が義務づけられています。

愛媛県西条市・新居浜市で、断熱等級7の家は建てられますか?

建てられます。DAIYAHOME(大屋不動産株式会社 住宅事業部)は愛媛県西条市に本社を置き、西条市・新居浜市・四国中央市・松山市で注文住宅を手がけています。現在、当社スタッフの自邸として、西条市内で断熱等級7(UA値0.26・BELS評価取得済)の平屋を建築中です。なお当社の標準仕様は断熱等級6であり、等級7は仕様を上げてお応えする形になります。費用は等級6と比べて上がりますので、ご予算とあわせてご相談ください。

愛媛のような温暖な地域で、断熱等級7は過剰ではありませんか?

「冬の寒さ対策」としてだけ考えるなら、愛媛で等級7は過剰と言えるかもしれません。ただし断熱は、夏に外の熱を家の中へ入れないためにも働きます。西条市・新居浜市の夏は瀬戸内特有の蒸し暑さがあり、夜間も気温が下がりにくいため、屋根や壁からの熱の侵入を抑える意味は小さくありません。また今後の電気料金を考えると、30年40年と住む家では判断が変わってきます。とはいえ費用は確実に上がるため、すべての方に等級7をおすすめしているわけではありません。当社は等級6を標準としています。

この住宅のUA値はいくつですか?

UA値0.26です。第三者評価機関によるBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の認定を取得済みで、断熱等級7として確定した数値です。

この住宅のC値(気密性能)はいくつですか?

2026年9月4日に気密測定を実施する予定です。C値は設計上の計算値ではなく、建物が完成に近づいた段階で実際に機械を使って測る数値のため、現時点ではまだ確定していません。測定が終わり次第、このページで実測値をそのまま公開します。なお当社は全棟でC値を実測しているわけではありません。この住宅は断熱等級7の検証を兼ねているため測定を行います。

この住宅の一次エネルギー消費量の削減率はいくつですか?

太陽光発電を除いた建物本体で46%(BEI 0.54)、太陽光発電の自家消費分と売電分を含めると103%(BEI マイナス0.03)です。いずれも第三者評価機関によるBELS評価書に記載された数値で、国が定める基準一次エネルギー消費量に対する設計段階の計算値です。再エネを除く46%は、一次エネルギー消費量等級の最上位である等級8の基準(BEI 0.65以下)を上回っています。なお削減率は計算上の数値であり、実際の光熱費を示すものではありません。

この住宅はGX志向型住宅に該当しますか?

GX志向型住宅の要件に沿って設計しています。ただし適合が確定するのは交付申請時の審査によります。この住宅が取得している第三者認定はBELS(断熱等性能等級7)であり、GX志向型住宅の認定ではありません。GX志向型住宅は国の補助制度「みらいエコ住宅2026事業」の区分のひとつで、愛媛県内が該当する5〜8地域の補助額は110万円です。予算上限に達した場合は締切前でも受付が終了するため、交付を保証するものではありません。申請は建築事業者が行います。

DAIYAHOMEの標準仕様も断熱等級7ですか?

DAIYAHOMEの標準仕様は断熱等級6です。ただし、最高グレード商品「鎧-YOROI-」では断熱等級7を標準仕様としています。この住宅は、その等級7を実際に建てて住んで検証する取り組みであり、ここで得た知見を商品づくりに反映しています。

完成見学会は開催されますか?

2026年末に完成見学会を予定しています。日程が決まり次第、このページとDAIYAHOME公式サイトでお知らせします。先行してご案内をご希望の方は、見学予約フォームよりご連絡ください。

OPEN HOUSE

年末、完成見学会を予定しています

断熱等級7の家が、実際どのくらい暖かいのか。
ぜひ、ご自身の体で確かめにいらしてください。

日程が決まり次第、このページでお知らせします。
先行してご案内をご希望の方は、下記よりご連絡ください。

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そんな段階でも、もちろん大歓迎です。

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