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オーダーキッチンと既製品の違いとは?費用と自由度|愛媛の注文住宅

2026.10.10

オーダーキッチンと既製品の違いを解説する記事のアイキャッチ。ビルトイン食洗機とグレージュの面材のキッチン

「キッチンはこだわりたい。でもオーダーキッチンって、いくらくらいするの?」——打ち合わせでいちばん熱が入りやすいのがキッチンです。毎日立つ場所だから妥協したくない。けれど予算は限られている。その板挟みで迷う方は多いです。

この記事では愛媛県西条市の工務店DAIYAHOMEが、オーダーキッチンと既製品(システムキッチン)の違いをメーカー公表の参考価格から整理します。「どちらが得か」ではなく何にお金を払っているのかがわかる記事を目指しました。

結論

違いは「決められた選択肢から選ぶか、選択肢そのものをつくるか」。そして見落としやすいのが含まれる範囲の違いです。既製品の参考価格は本体のみ・工事費別が基本、オーダー系は取付費やカップボード込みの表示が多い。同じ土俵にそろえて比べてください。

01そもそも「オーダーキッチン」とは?3つのタイプ

「オーダーキッチン」という言葉は、実はかなり広い意味で使われています。整理すると、おおむね次の3タイプに分かれます。

①既製品(システムキッチン)は、メーカーが用意したサイズ・レイアウト・扉色の組み合わせから選ぶもの。②セミオーダーは、キッチンハウスの公式サイトが「厳選したレイアウトや機器からお好みを選んでいただく商品」と説明する方式。選択肢ごとに価格が決まっており、総額が事前に読みやすいのが特徴です。

③フルオーダーは、突板の扉・天然石・ステンレスなど素材の幅が広がり、レイアウトや機器の自由度も高いもの。「より多様な素材と色柄を自由に組み合わせられる」商品と案内されています。

つまり「オーダーかどうか」は0か1かではなく、自由度のグラデーション。ここを押さえると、ショールームでの話がぐっとわかりやすくなります。

02既製品(システムキッチン)の実力と価格の目安

まず前提として、いまの既製品はかなり優秀です。扉の面材・ワークトップ・取っ手の種類は年々増え、食器洗い機や高機能レンジフードも選べます。価格を抑えつつ満足度の高いキッチンにする道は、しっかりあります。

グレージュの面材のシステムキッチン。木のカウンターを合わせた対面式キッチン
既製品に木のカウンターを造作で合わせた対面キッチン(当社施工事例)

価格の目安を公式サイトの参考価格で見てみます。クリナップの簡易お見積りページでは、I型・間口255cmの「ステディア スタイリッシュプラン」が91万円〜(税別)、上位「セントロ」の基本プランが147万7,000円〜(税別)です(2026年10月時点)。

注意点が2つ。この金額は本体の希望小売価格で、取付工事費を含まないこと。そして背面のカップボード(食器棚)が別の場合が多いことです。カタログの数字をそのまま「キッチンの予算」と考えると、あとで差が出ます。

既製品の中身が気になる方はLIXIL「リシェル」とは?人気5仕様と後悔しないキッチン選びのポイントもご覧ください。

03オーダーキッチンの価格|公式の参考価格で比べる

では、オーダー系はどうでしょうか。公式の参考価格を並べてみます。

キッチンハウスのセミオーダーは公式サイトで214万円(税込235万4,000円)から。本体だけでなくカップボードと取付費を含む金額です。フルオーダーはショールームページで540万円〜(キッチン+カップボード+標準搬入施工費)と案内されています。

工務店でよく採用されるグラフテクトは「ワンプライス」方式。公式サイトはキッチン・カップボード・取付費を含む希望小売価格を194万円(税抜・26年8月仕様)と掲載しています。基本価格に加熱機器・レンジフード・水栓・食器洗い機まで含むのが特徴で、参考プランではオプション込みの合計が209万9,000円〜227万1,000円(税抜)という例も示されています。

メーカー公式の参考価格(2026年10月時点・いずれも税抜/税別)※含まれる範囲が異なるため、同じ条件の比較ではありません既製品 ステディア91万円〜(本体のみ・工事費別)既製品 セントロ147.7万円〜(本体のみ・工事費別)グラフテクト194万円(+カップボード・取付費込)セミオーダー214万円〜(+カップボード・取付費込)フルオーダー540万円〜(+カップボード・施工費込)0200万円400万円600万円
バーの長さは価格、色は分類。既製品の2本は「本体のみ」なので、実際の総額はここに工事費が乗ります
モルタル調のオーダーキッチン。ペンダントライトと立ち上がりのある対面カウンター
モルタル調の面材のオーダーキッチン。立ち上がりの高さも設計で決められる(当社施工事例)

並べてみると、差は「金額」そのものより「含まれる範囲」にあることが見えてきます。既製品の91万円に工事費とカップボードを足してから194万円と並べる——この手間をかけると判断がぶれません。キッチン以外の費用は【愛媛】注文住宅の総額はいくら?建物以外にかかる費用一覧で整理しています。

04自由度はどこに出るか|寸法・素材・機器

価格差の正体を具体的に見ていきます。オーダーの自由度が効くのは主に次の3つです。

①寸法——間取りに合わせられる

既製品は決められた間口サイズから選ぶため、「壁との間に数センチの隙間が残る」「もう少し長くしたいのに次のサイズまで飛ぶ」が起こります。オーダーならその空間にぴったり納められます。LDKの形が少し変わっているときほど価値が出ます。

②素材——面材とワークトップ

見え方をいちばん左右するのが扉の面材とワークトップ。オーダーではクォーツ・セラミック・天然石・突板・ステンレスを選べます。既製品でも面材は豊富で、木のカウンターやタイルを周辺に造作で足す手も有効です。

ベージュの木製面材のオーダーキッチン。取っ手までこだわった上品な造作
面材と取っ手まで選んだ例
キッチンの引き出し収納。食器を整理できる大容量の造作
引き出しの中の仕切りまで設計

③機器——どこまで含まれるか

見積書で差が出やすい部分です。グラフテクトのように主要機器が基本価格に含まれる商品もあれば、すべて別途加算の商品もあります。「本体価格」が何を指すのかを必ず確認する——これだけで読み違いはかなり防げます。

05選び方の順番|予算配分で迷わないために

最後に、迷わないための順番です。

STEP 1キッチンの「形」を間取りと同時にSTEP 2キッチン全体の予算枠を決めるSTEP 3含まれる範囲をそろえて比較STEP 4ショールームで実物を触って決める順番を逆にすると「気に入った1台」に予算が引っ張られ、ほかの部分を削ることになりがちです。形と予算枠が先、商品選びはその次。これが後悔を減らす順番です。
キッチンは「商品選び」より先に「形」と「予算枠」から

とくにSTEP 4は飛ばさないでください。面材の質感、引き出しの閉まり方は写真では伝わりません。実物を見ると「ここは既製品で十分」「ここだけはオーダーに」という優先順位がはっきりします。当社も新居浜市で新モデルハウスの計画を進めています。

DAIYAHOMEならどうか

DAIYAHOMEの家づくりは完全自由設計。規格プランから選ぶのではなく一邸ごとにゼロから設計するため、キッチンも色・建材・メーカーをほぼすべての建材から選べます。オーダーキッチンはキッチンハウス・グラフテクトなどのメーカーで対応しています。選んだものにより金額は変わりますので、ご希望と予算のバランスは打ち合わせで一緒に詰めていきます。

キッチン背面のカップボードと家電収納。窓から光が入る配置
背面のカップボードと家電収納。本体と周辺造作はセットで考える(当社施工事例)

もう一つ効いてくるのが打ち合わせの回数に制限がないこと。契約前に何度でも間取りを練り、プランを固めてから契約する進め方なので、「契約後に大きな間取り変更が出て追加費用が膨らむ」ことが起きにくい。契約後も回数制限はなく、キッチンの形・面材・機器をじっくり検討いただけます(契約後の変更は都度お見積り)。詳しくは標準仕様に縛られない家づくりもご覧ください。

施工エリアは西条市・新居浜市・四国中央市・松山市。1970年創業・50年以上の地域密着で、一生に一度の家づくりを一件ずつ親身にお手伝いします。

Qよくある質問

オーダーキッチンと既製品のシステムキッチンは、何が一番違いますか?
「決められた選択肢の中から選ぶか」「選択肢そのものをつくるか」の違いです。既製品はメーカーが用意したサイズ・レイアウト・扉色の組み合わせから選びます。オーダーキッチンは素材・寸法・機器の組み合わせを設計段階から決められるため、間取りに合わせてキッチンの形を決められます。なお「セミオーダー」は、メーカーが厳選した選択肢から選ぶ中間的な商品で、価格が事前に決まっているぶん総額が読みやすい方式です。
オーダーキッチンは既製品よりどれくらい高くなりますか?
メーカー公式の参考価格で比べると、既製品は本体のみ・工事費別で91万円〜150万円前後、セミオーダーはキッチン・カップボード・取付費を含めて214万円(税抜)から、フルオーダーは540万円(税抜)からという目安です(2026年10月時点)。ただし既製品の価格は工事費やカップボードが別で、オーダー系は取付費が含まれていることが多いため、単純な差額ではありません。比較するときは「どこまで含んだ金額か」をそろえて見てください。
既製品のシステムキッチンでも、おしゃれなキッチンにできますか?
できます。近年の既製品は扉の面材・ワークトップ・取っ手のバリエーションが豊富で、木のカウンターを造作で足したり、腰壁のタイルや下がり天井と組み合わせたりすることで、空間としての見え方は大きく変わります。キッチン本体にかける費用を抑え、周辺の造作や照明に配分するという考え方も有効です。
キッチンは打ち合わせのどの段階で決めればよいですか?
間取りと同時並行で考えるのがおすすめです。キッチンの形(I型・ペニンシュラ・アイランド)はLDKの広さと動線に直結し、あとから形を変えると間取りごと見直しになります。DAIYAHOMEでは契約前から間取りの打ち合わせを何度でも行い、回数の制限なくご検討いただけますので、キッチンの形と間取りをセットでじっくり固めていけます。
まとめ
  • 「オーダーか既製品か」は0か1かではなく、既製品・セミオーダー・フルオーダーのグラデーション
  • 公式の参考価格は、既製品が本体のみ・工事費別、オーダー系はカップボード・取付費込みの表示が多い
  • 比較するときは含まれる範囲をそろえる。これだけで判断の精度が上がる
  • オーダーの価値が出るのは寸法・素材・機器の3点。特に間取りが特殊なときほど効く
  • 決める順番は形→予算枠→比較→実物。商品選びから始めないこと

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【本記事について】2026年10月時点の情報。制度・価格は変更の可能性があります。最新は公式サイトでご確認を。掲載写真は当社の施工事例・施工現場の実写真です。価格はメーカー各社の公式サイトに掲載された参考価格・メーカー希望小売価格をもとにしています(既製品=クリナップ「簡易お見積り」ページ/セミオーダー・フルオーダー=キッチンハウス公式サイト・ショールームページ/ワンプライス=グラフテクト公式サイト)。いずれも掲載時点の金額で、実際の販売価格・工事費は仕様・プラン・施工会社により異なります。当社の価格については、仕様・プランによります。

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