一生に一度の家づくりを一件ずつ|地域工務店が大切にしている打ち合わせの時間
2026.10.31
「打ち合わせって、いったい何をどこまで話すんだろう」——家づくりを考え始めたとき、間取りや予算より先にそんな疑問が浮かぶ方は少なくありません。初めてのことばかりで、何を聞けばいいのかもわからない。その戸惑いは、とても自然なものだと思います。
この記事では、愛媛県西条市の工務店DAIYAHOMEが、注文住宅の打ち合わせで実際に決めていくことと、一件ずつ向き合う時間をどう使っているのかを、国の調査データとあわせてお話しします。
注文住宅づくりでお客様が一番長く向き合うのは、工事ではなく打ち合わせの時間です。国土交通省の調査では、注文住宅を建てた世帯が家を選んだ理由の第1位は、価格でも性能でもなく「信頼できる住宅メーカー・不動産業者だったから」。家の仕上がりは、机を挟んで一緒に過ごした時間の積み重ねで決まっていきます。
01家づくりで一番長いのは、工事ではなく打ち合わせ
注文住宅というと、基礎を打ち、柱が立っていく工事の風景を思い浮かべる方が多いかもしれません。けれどお客様ご自身が時間を使うのは、そのほとんどが工事が始まる前——土地を探し、暮らし方を言葉にし、図面を広げて相談する時間です。
DAIYAHOMEの場合、ご契約からお引き渡しまではおおむね半年ほど。ただしこの期間は土地の状況によって大きく変わります。そしてその前に、プランを固めるための打ち合わせの時間があります。家づくり全体の流れは家づくりの流れ|相談から引き渡しまで何か月かかる?でくわしく整理しています。

わからないことが次々出てくるのも当然です。公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターには、2024年度に30,812件の電話相談が寄せられ、そのうち新築住宅に関する相談は11,682件でした(住宅相談統計年報2025)。それだけ多くの方が、家づくりの途中で「これはどうなんだろう」と立ち止まっているということ。だからこそ、疑問をその場で聞ける時間と相手がいることが心強い支えになります。
02「この会社にした理由」の1位は、価格でも性能でもなかった
国土交通省が毎年実施している住宅市場動向調査に、注文住宅を建てた世帯へ「その住宅を選んだ理由」をたずねた項目があります。ここで毎年1位に挙がるのが「信頼できる住宅メーカー・不動産業者だったから」です。
同じ令和7年度の調査では、選択理由となった設備等として「高気密・高断熱住宅」が66.0%と高い割合で挙げられています。性能はいまや多くの方の前提。そのうえで「どこに頼むか」の決め手は人と信頼になっている——数字はそう読めます。
ただ、信頼はカタログでは伝わりません。確かめられるのは会って話す時間のなかだけ。だから私たちは、打ち合わせを「仕様を決める作業」ではなく「お互いを知る時間」だと考えています。
03打ち合わせで決めていくこと|相談から引き渡しまで
打ち合わせで決めることは想像よりたくさんあります。とはいえ一度にすべてを決めるわけではなく、段階を踏んで順番に固めていきます。
とくに時間をかけたいのが、ご契約前の間取りの打ち合わせです。ここで納得のいくところまで詰めておくと、契約後に大きな変更が出て追加費用が膨らむ、という流れが起きにくくなります。考え方は契約前に何度でも間取りの打ち合わせ|契約後の追加費用が膨らみにくい家づくりの進め方にまとめました。回数そのものが気になる方は注文住宅の打ち合わせは何回まで?もあわせてどうぞ。
04「一件ずつ」向き合うとは、どういうことか
私たちが社内でよく口にするのが「一生に一度の家づくりを、一件ずつ」という言葉です。標語ではなく、日々の進め方そのものを指しています。
- 最初にお話しした担当が、最後まで同じ。契約を境に別のスタッフへ引き継ぐ体制ではないので、初回に話した「朝が苦手」「洗濯はここで干したい」といった暮らしの断片が、図面まで一本につながります(契約後に営業担当が変わらない安心)。
- その場で決めきらない。迷いが残るときは持ち帰っていただきます。完成見学会や相談会で実物をご覧いただくほうが早いことも。しつこい営業はしません。
- 私たち自身も、見て学びにいく。設計の目を養うために社内研修として建物を見に出かけています(建物探訪ツアー(社内研修)のレポート)。
- 住み始めたあとの声を、次の提案に戻す。1年・2年・5年・10年の定期点検のたびにアンケートをお送りし、その蓄積を建材選びに反映してきました(お客様の声から建材を選び直す)。

05打ち合わせがぐっと進む、施主側の3つの準備
最後に、お客様の側で準備しておくと打ち合わせが進みやすくなることを3つだけ。
① 迷っていることを、迷ったまま言う。「どちらがいいか決まっていません」は、立派な情報です。整理してから話そうとすると、かえって時間がかかります。
② 「これだけは」を3つ決めておく。すべてを最優先にすると予算と面積が合わなくなります。ご家族で上位3つを決めておくと、迷ったときの判断軸になります。
③ 好きな写真を集めておく。言葉よりも写真のほうが早く正確に伝わります。SNSの保存でも、雑誌の切り抜きでもかまいません。「なぜこれが好きか」まで話せると、ぐっと近づきます。
そして、決まったことはその都度書き残していくと安心です。記録の残し方は会社ごとに違いますので、進め方をはじめに確認しておくとよいでしょう。
DAIYAHOMEは、打ち合わせの回数に制限がなく、何回でも無料です。契約前に間取りの打ち合わせを何度でも行い、プランを固めてからご契約いただきます。契約後も打ち合わせの回数に制限はありませんので、間取り・外観・性能をじっくり検討していただけます。
色・建材・メーカーも、標準仕様の中から選ぶだけでなくほぼすべての建材から選べます(選んだものにより金額は変わります)。営業担当は契約後も引き渡しまで変わりません。
1970年の創業から50年以上、西条市に本社を置いて地域の家づくりを続けてきました。施工エリアは西条市・新居浜市・四国中央市・松山市。一生に一度の家づくりを一件一件、親身に寄り添いながら、温かく打ち合わせを重ねていく——それが会社として大切にしている姿勢です。お引き渡し後も1年・2年・5年・10年の定期メンテナンスでお付き合いが続きます。
Qよくある質問
注文住宅の打ち合わせでは何を決めるのですか?
打ち合わせは何回まで行えますか?
打ち合わせには毎回同じ担当者が来てくれますか?
契約後に間取りを変えたくなったらどうなりますか?
- 注文住宅でお客様が一番長く向き合うのは工事ではなく打ち合わせの時間
- 国の調査では、家を選んだ理由の第1位が「信頼できる住宅メーカー・不動産業者だったから」(令和7年度53.1%)
- 決めごとは多いが段階を踏めば一つずつ向き合える。とくに契約前の間取りに時間をかけたい
- 担当が最後まで変わらないこと、迷いを持ち帰れることが、打ち合わせの質を支える
- 施主側の準備は「迷いをそのまま話す」「これだけはを3つ」「好きな写真を集める」の3つ