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頭金はいくら必要?愛媛の注文住宅で実際にかかるお金

2026.10.02

頭金はいくら必要?注文住宅で実際にかかるお金 愛媛の注文住宅DAIYAHOMEのコラム アイキャッチ

「家を建てたいけれど、頭金っていくら貯めればいいんだろう」——家づくりの入り口で、いちばん最初につまずきやすいのがこの質問ではないでしょうか。インターネットで調べると「2割は必要」「ゼロでも建てられる」と、正反対の答えが並んでいます。

この記事では、愛媛県西条市の工務店DAIYAHOMEが、頭金の考え方と、注文住宅で実際に現金が必要になるタイミングを、公的な調査データをもとに整理します。金額そのものより「いつ、何に、いくら要るのか」がわかると、家づくりの不安はぐっと小さくなります。

結論

頭金に「これだけ必要」という決まった額はありません。【フラット35】は住宅の建設費・購入価額の範囲内まで借り入れでき、制度上は頭金ゼロでも建てられます。ただし融資率が9割以下か9割超かで借入金利が変わるため、建築費の1割が一つの目安になります。そして頭金とは別に、契約時の手付金など「先に現金で出ていくお金」があることを忘れずに。

01頭金とは?「借入を減らすお金」と「先に出ていく現金」は別もの

頭金とは、住宅の代金のうち住宅ローンを使わず自己資金で支払う部分のことです。頭金を多く入れれば借入額が減り、毎月の返済や利息の総額も軽くなります。ここまではイメージどおりだと思います。

ところが実際の家づくりでつまずきやすいのは、もう一つの顔を持つお金の存在です。工事請負契約のときの手付金、登記や火災保険、引っ越しや家具・カーテン——これらは住宅ローンが実行される前、あるいは直後に支払いが来ることが多く、「借入を減らすための頭金」とは性格が違います。

つまり自己資金は、「①借入を減らすために入れるお金」と「②タイミングの都合で現金が必要なお金」の二階建て。この2つを混ぜて考えると、「頭金は用意したのに、支払いが追いつかない」ということが起こります。建物以外にかかるお金の全体像は【愛媛】注文住宅の総額はいくら?建物以外にかかる費用一覧で詳しく整理していますので、あわせてご覧ください。

新居浜市の平屋の外観側面。木目の軒天が通る寄棟屋根とダークトーンの外壁
平屋の外観(新居浜市・当社施工)。資金計画は、建物の形が決まる前から並走して考えておくと安心

02頭金ゼロでも建てられる?「融資率9割」という境目

結論から言えば、制度の上では頭金ゼロでも家は建てられます。全期間固定金利の【フラット35】では、借入額は100万円以上1億2,000万円以下(1万円単位)で、住宅の建設費または購入価額以内と定められています。建築費の全額を借り入れることも可能だということです。

ただし、ここに一つの境目があります。【フラット35】では建設費・購入価額に対する借入額の割合を「融資率」と呼び、融資率が9割以下か9割超かで借入金利が異なります(9割超のほうが高く設定されます)。つまり自己資金を1割用意できるかどうかで、35年という長い期間の利息の重さが変わってきます。

【フラット35】融資率と借入金利の関係住宅の建設費・購入価額(100%)借入額(融資率9割以下)自己資金1割9割ライン融資率9割以下借入金利は低いほうの区分が適用融資率9割超9割以下より高い金利が適用される
融資率=建設費・購入価額に対する借入額の割合。金利の区分が変わる境目が「9割」

「2割は必要」という昔からの言い回しは、こうした制度の背景から生まれたものです。現在の制度では2割が必須ということはなく、1割が一つの目安と考えるほうが実態に近いでしょう。最新の金利水準は住宅ローン金利比較(毎月更新)でご確認いただけます。

03愛媛で家を建てるといくら?所要資金の全国平均から考える

では、そもそも家づくりの総額はどのくらいなのでしょうか。住宅金融支援機構が毎年公表している「2025年度 フラット35利用者調査」によると、全国平均の所要資金(家づくりに必要だった総額)は次のとおりです。

所要資金の全国平均(2025年度 フラット35利用者調査)注文住宅(建物のみ)4,262万円土地付注文住宅5,313万円※全国平均。土地から購入する場合、土地代のぶん総額は1,000万円前後大きくなる
土地をお持ちかどうかで、必要な資金の姿は大きく変わる

注意したいのは、これが全国平均であって愛媛の相場ではないということ。土地の価格は地域差がとても大きく、西条市や新居浜市のように都市部より土地を取得しやすいエリアでは、同じ建物を建てても総額の姿は変わります。平均額を自分の目標にするのではなく、「わが家の土地条件で、いくらになるか」を早い段階で具体化することが大切です。建物の価格の見方は注文住宅の坪単価とは?総額で見誤らないための価格の見方もご参考に。

04金額より大事なのは「現金が要るタイミング」

注文住宅の資金計画でいちばん見落とされやすいのが、支払いの「順番」です。建売住宅やマンションと違い、注文住宅は完成する前から段階的に支払いが発生するのが一般的だからです。

注文住宅でお金が動くタイミング(一般的な例)契約手付金(現金)着工着工金※会社により上棟中間金※会社により引き渡し住宅ローン実行登記・火災保険※住宅ローンは引き渡し時に実行されるため、それ以前の支払いは現金かつなぎ融資で対応するのが一般的
着工金・中間金の有無や割合は会社によって異なる。契約前に必ず確認を

住宅ローンは原則として建物が完成し、引き渡しを受けるときに実行されます。そのため、それより前に発生する着工金・中間金は、手持ちの現金で払うか、「つなぎ融資」という短期の借入でまかなうのが一般的です。つなぎ融資には利息と事務手数料がかかります(詳しくはつなぎ融資とは?注文住宅でかかる利息・手数料)。

つまり「頭金をいくら入れるか」と同じくらい、「いつ現金が要るか」が資金計画を左右するのです。

玄関ホール。木目のシューズカウンターと飾りニッチ、タイル土間の上質な空間
玄関ホール(当社施工)
白基調のLDK。木目の床とキッチン背面のモザイクタイル調アクセント
白基調のLDK(当社施工)

05頭金をいくらにするか、決めるための3つの物差し

平均額を追いかけるのではなく、ご家庭の事情から決めるのが納得のいく方法です。次の3つの順番で考えてみてください。

① 残すお金を先に決める。入居後も家具・家電や外構の追加、固定資産税など出費は続きます。そのうえで、病気や収入の変化に備える生活費も手元に置いておきたいところです。貯金をすべて頭金に入れない——これが最初の物差しです。

② 融資率9割を一つの目標にする。残せる額に余裕があるなら、建築費の1割を目標にすると金利の区分で有利になります。届かない場合も、無理に親族から借りてまで用意する必要はありません。

③ 毎月の返済額から逆算する。借入額を先に決めるのではなく、「毎月いくらなら無理なく払えるか」から考えます。教育費が重くなる時期や、定年までの年数も一緒に並べてみると、現実的な金額が見えてきます。

DAIYAHOMEならどうか

DAIYAHOMEの注文住宅は、中間金不要の「最終金一括払い方式」です。一般的な注文住宅で発生する着工時・上棟時の中間金がなく、建物代金はお引き渡し時にまとめてお支払いいただきます。そのため建物分のつなぎ融資が原則として不要になり、その利息や手数料のご負担が抑えられます。完成した家をご確認いただいてからのお支払いという安心感も、この方式の良さだと考えています。

※土地購入のための借入がある場合は、土地分のつなぎ融資が必要です。※ご契約時の手付金は必要です。詳しくは完成した家を確認してから支払う安心|中間金不要・最終金一括払いの注文住宅をご覧ください。

西条市の2階建ての外観正面。スクエアなフォルムのグリーングレーの外壁と人工芝の庭
2階建ての外観(西条市・当社施工)

価格についても、はじめにお伝えできることをお伝えしています。当社の建物価格は坪単価70万円〜85万円(税抜)、平均建物価格は約2,300万円(税抜)。これは本体工事だけでなく付帯工事等まで含んだ金額です(仕様・プランによります)。また、契約前に間取りの打合せを何度でも行い、プランを固めてからご契約いただくため、契約後に大きな変更が出て追加費用が膨らむことが起きにくい進め方です(契約後の変更は都度お見積りとなります)。打合せの回数に制限はなく、何回でも無料です。

施工エリアは西条市・新居浜市・四国中央市・松山市。大屋不動産株式会社は不動産事業部を併せ持つため、土地探しから設計・施工まで一つの会社の中でご相談いただけます。資金のご相談だけでも、どうぞお気軽にお声がけください。

Qよくある質問

注文住宅の頭金はいくら必要ですか?
「いくら必要」と決まった金額はありません。【フラット35】では建設費・購入価額の範囲内まで借り入れでき、制度上は頭金ゼロでも家を建てられます。ただし融資率が9割以下か9割超かで借入金利が変わるため、建築費の1割を一つの目安に考える方が多くいらっしゃいます。大切なのは平均額に合わせることではなく、手元に生活費を残したうえで無理なく返せる金額を決めることです。
頭金ゼロで注文住宅を建てることはできますか?
制度の上では可能です。【フラット35】の借入額は100万円以上1億2,000万円以下で、住宅の建設費または購入価額以内と定められています。つまり建築費の全額を借り入れることもできます。ただし融資率9割超の金利は9割以下より高く設定されており、総返済額は増えます。また契約時の手付金など、ローンとは別に現金で用意するお金は残ります。
頭金とは別に、現金で準備しておくお金はありますか?
あります。工事請負契約を結ぶときの手付金(契約金)、登記や火災保険、引っ越しや家具・カーテンの費用などは、住宅ローンの実行より前または直後に支払いが発生することが多いお金です。借入額を減らすための頭金と、タイミングの都合で現金が要るお金は分けて考えると資金計画が立てやすくなります。
貯金はすべて頭金に入れたほうがよいですか?
おすすめしていません。入居後は家具・家電の買い替えや外構の追加、固定資産税の支払いなど出費が続きます。病気や収入の変化に備える生活費も必要です。手元資金をすべて頭金に回すと、住み始めてからの余裕がなくなります。残すお金を先に決めて、残りの範囲で頭金を考える順番が安心です。
まとめ
  • 頭金に決まった額はない。【フラット35】は建設費・購入価額以内まで借入可能で、制度上は頭金ゼロも選べる
  • ただし融資率9割以下と9割超で借入金利が異なる。建築費の1割が一つの目安
  • 所要資金の全国平均は注文住宅4,262万円・土地付注文住宅5,313万円(2025年度調査)。平均は目標ではなく参考値
  • 頭金とは別に、手付金・登記・火災保険・引っ越しなど現金が要る場面がある
  • 決め方は「残すお金を先に決める→9割を目標に→毎月の返済から逆算」の順番で

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【本記事について】2026年10月時点の情報に基づいて作成しています。所要資金・世帯年収の数値は住宅金融支援機構「2025年度フラット35利用者調査」(2026年7月公表)、借入額の上限・融資率と借入金利の関係は【フラット35】公式サイト(住宅金融支援機構)の記載によります。制度・金利・価格は変更の可能性があるため、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。着工金・中間金の有無や割合は住宅会社によって異なります。掲載写真は当社の施工事例・施工現場の実写真です。

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